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右ひざの痛みから松井が解放される日は、着実に近づいている。この日、執刀医が決定。ロデオ博士はひざ、肩など関節手術の権威で、04年のアテネ五輪米国代表ドクターを務め、現在は米プロフットボールリーグの「ニューヨーク・ジャイアンツ」のチームドクターでもある。来週中に行われる手術では、内視鏡によるひざ関節内のクリーニングが行われる。
手術を受けても春季キャンプには初日から間に合う見込みは立っている。だが、「手術明け」という事実は、ヤ軍首脳陣から松井の守備での不安を一掃させることはできない模様。キャッシュマンGMは、前日からGM会議が行われている当地入りしているジラルディ監督と連日の首脳会談を行い、「左翼・デイモン」構想を固めつつある。
デイモンにうわさされたトレード説をキャッシュマンGMは「ジョニー(デイモン)は動かしたくない。彼はチームで攻撃面でも重要だし、毎日左翼手として1番打者として出場する姿を見たい」と一蹴。加えて「約束はできないが、開幕戦では彼が左翼を守ると思っている」と、口にした。
デイモンが左翼で開幕すれば、松井の起用はDHしかない。キャッシュマンGMは「マツイはDHか左翼。でも守備力を考えると、左翼はジョニーが多くなる」とし、現時点ですでに松井を“2番手”左翼手と考えている。DHのスポットには、一塁との併用になるジオンビーも控えるだけに、出場機会を巡って常に競争がある状態となる。
松井も「来年は今までと違う。キャンプから定位置争いをしなければ」と自覚はしている。トーレ監督が去った新体制の下、松井はこれまでにない厳しいシーズンを迎えることになりそうだ。
参照元:スポーツ報知