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ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が、今オフに右ひざの内視鏡手術を受けることが1日、決まった。6月下旬から右ひざの痛みに悩まされていた松井は、複数の医師の診断を受けた結果、今後の野球人生にプラスとなると考え、決断した。この日、就任会見を行ったジラルディ新監督は「健康な体でキャンプに来てほしい」と完全復活を期待した。また、5年間、松井を見守ってきたトーレ前ヤ軍監督のドジャース監督就任が決まった。
来季に向けて、松井が決断を下した。痛めていた右ひざの治療法について、日本の主治医を含む4人の医師の見解を待っている状況だったが、この日、キャッシュマンGMが「最後の1人の(アメリカの)医師の見解が出た。松井は手術することになる」と発表した。
手術は、内視鏡による関節のクリーニング。「大きい手術をやる選択肢もあったが、それだと術後に時間もかかるし、手術の効果にも個人差があるということだった」と松井。大がかりな手術なら、6週間の松葉づえ歩行を余儀なくされる可能性もあったが、リスクが最も小さい手術を選択した。
6月下旬から右ひざの痛みに悩まされていた。9月30日にヤンキー・スタジアムで、腫れていた患部の水を抜いた。シーズン終了後にニューヨーク市内の病院でMRI(磁気共鳴画像)検査を受け、ディビジョンシリーズ敗退後に、最初の医師の診察を受けていた。この日までその結果を基に、複数の医師の見解が出るのを待っていた。
「メスを入れれば、その部分が弱くなる」と松井は悩んだ。だが、軟骨損傷と過去に診断されている古傷の左ひざよりも、右ひざに感じる痛みが強かったこともあり“覚悟”はしていた。手術の種類は、「関節内の(傷ついてはがれた)軟骨をきれいにする」ものを選択した。
キャッシュマンGMは「(来季の春季)キャンプには100%の状態で戻ってこられる」と医師の見解を示した。ジラルディ新監督も「今まで通りやってくれたら。大事なのは健康な状態でキャンプに来ること」と、期待をかける。シーズン終了から3週間以上かけ、慎重に決断した松井。近日中に執刀医と日程を決め、米国内で手術を受ける。
参照元:スポーツ報知