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巨人の大学・社会人ドラフト1巡目、村田透投手(22)=大体大=らルーキー9選手が23日、新人合同自主トレを打ち上げた。春季キャンプで上原を始めとした先輩投手陣を“徹底解剖”する考えを明かした。右投手に限らず、左腕の体の使い方、リリースポイントなども参考にすることで、球のキレを出すことが狙い。目標の開幕1軍へ向けて、即戦力ルーキーが“ウオッチングキャンプ”で鋭く目を光らせる。
充実していたから、時が早く過ぎた。村田透は少しの戸惑いと、十分な手応えを感じていた。8日から始まった新人合同自主トレも最終日を終えた。「あっという間でした。まだプロの世界に入ったばかりで、これが順調かどうかは分かりませんが、自分としてはいい形でキャンプに入れると思います」初々しさをのぞかせながら、16日間を振り返った。
いよいよ初のキャンプに突入する。一刻も早く首脳陣にアピールしたいが、まずは「皆さんをよく見て、プロのレベルはどういうものかを分かりたい」と先輩投手陣を見まくることに専念するつもりだ。
目標の開幕1軍に向けて「もう少し球のキレを出さなければ」と自己分析した。そこで昨季、リーグ2位のチーム防御率3・58を誇った強力投手陣の投球フォーム、リリースポイントなどを参考に、見て学び取る。
母校の先輩でもある上原は当然チェックする。だが、その観察対象はエース右腕に限らない。「左投手も体の使い方、リリースの仕方などは参考になると思います」ブルペンで投球練習する内海、高橋尚らのフォームの連続写真を集めて、参考にする考えもある。とにかく広く“情報収集”に励むつもりだ。
最終日のこの日は、22日に続いてブルペン入り。同じルーキーの古川と並んで、捕手を立たせて30球の投球を行った。「きのう(22日)よりは感じは良かったと思います。古川は意識しなかった」と投球中は自分の世界に集中していたが、「これからが勝負になるので、頑張りたい」と負けん気の強さも見せた。助走は終えた。勢いのままに、勝負の世界へ力強く踏み出す。
参照元:スポーツ報知