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異常事態を告げていた。試合前の全体練習の輪から岡島だけが外れ、ロッカルームに消えた。「オカジマはでん部に違和感があって、試合後のマッサージを試合前に受けただけだ」フランコーナ監督は試合後の会見でケムに巻いたが、真相は「疲労性腰痛」だった。
今季はここまで58試合に投げ、セットアッパーとしてチームの快進撃を支えてきた。しかし、登板過多で腰に疲労がたまり、いつパンクしてもおかしくない状況だった。試合後は報道陣に「そんな深刻な顔をしないで下さい。鉄人は投げますよ」と気丈にふるまったが、2日(日本時間3日)以降の登板は流動的で、離脱の可能性もある。
レ軍にとっては今季最大のピンチだ。岡島のリタイアだけでなく、ここにきて故障者が続出。この日、チームの勝ち頭でア・リーグトップタイの16勝をマークしているウェイクフィールドが、疲労性腰痛のために試合直前に予定されていた先発登板を回避。2日先発予定だった中継ぎのタバレスが1日繰り上げて緊急先発したが、4回途中4失点KO。ウェイクフィールドの次回登板も微妙で、シーズン終盤にきて先発ローテの柱の1人を失う危機に直面した形だ。
野手もけが人続出だ。ヤンキース戦で脇腹を痛めたラミレスが、この日から復帰の予定だったが、回復が遅れ欠場。5番のドリューも2打席目に右足首への自打球で交代。キルティが背筋痛を押して途中出場したが、5回の好機で併殺。チームも4併殺で、9連敗中だったオ軍に負けて4連敗を喫した。
せめてもの救いは、ヤ軍も一緒に負けたことだ。ゲーム差は5のままだが、希望の光が見えてこない。シーズン終盤にきて露見した首位レ軍の死角。これを乗り切らないと悲願のリーグ地区優勝は見えてこない。
参照元 スポーツ報知