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◆中日0-2阪神(25日・ナゴヤドーム) 疲れていた。だが投げ続けたかった。「あの回を抑えたかった」小笠原が唇をかんで振り返ったのは、言うまでもなく両チーム無得点の9回だ。2安打と金本への敬遠で1死満塁とし、無念の降板。ここまで奪った三振は15。セ・リーグ記録に、あと1に迫っていた。
待っていたのは守護神・岩瀬が、2点を奪われるという痛恨の結末だった。快記録を逃しただけでなく、黒星まで喫してしまった。「15奪三振? 負けたら何も残らないんで…」力投の30歳は、低い声を絞り出した。
まさに孤軍奮闘だった。序盤から直球と多彩な変化球の緩急がさえわたった。制球力も抜群で、見逃し三振は6個を数えた。圧巻は8回だ。無死三塁の大ピンチを3者連続三振で切り抜けた。ひたすら援護を待ち続けたが、味方打線は4回以降、無安打と完全に沈黙した。
非情の交代について、落合監督はこう説明した。「1点もやれないとなれば、一番信頼できる投手を使わざるを得ないだろう」7月18日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)を最後に、勝ち星から見放されている左腕を、見殺しにした。再び1日で首位から陥落。落合竜には痛い痛い1敗だ。
参照元:スポーツ報知
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