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<セCS第2ステージ:巨人11-2中日>◇第2戦◇23日◇東京ドーム
巨人が1発攻勢で中日を沈めた。1回、小笠原道大内野手(34)が右翼席へ逆転2ラン。続く2回には2打席連続の満塁弾を放った。4回にはアレックス・ラミレス外野手(34)が2ラン、7回には李承■内野手(32)がダメ押しソロを運んだ。11得点中9点を主軸の本塁打で挙げた。24日の第3戦に勝てば、02年以来の日本シリーズ進出に王手をかける。
小笠原がお立ち台で最初に発した言葉は、阿部の決めぜりふだった。大歓声に包まれ「最高です!」と照れ笑いを浮かべた。リーグ優勝を決める殊勲打を放ちながら、右肩関節挫傷のケガで離脱。リハビリに励むキャプテン阿部の姿が脳裏をよぎっていた。「慎之助の分まで」。同僚への思いが活躍につながった。
初回、1点先制を許した直後、外角高めの速球をフルスイング。逆転2ランの打球が右中間席中段のファンのグラブに納まると、前日の敗戦に打ちひしがれたG党が息を吹き返した。続く2回には上原、亀井、木村拓がつないだ満塁のチャンスで、弾丸ライナーの満塁弾を右中間席へ運んだ。
前夜は球場に隣接するホテルの一室で、準備を備えていた。いつもどおり焼酎の水割りを飲んで、30階にある部屋から眼下に広がる東京の夜景を眺めた。「敗戦の切り替え? 目の前の試合に集中することだけだから」。敗戦を受け入れながらも、気持ちは次の試合に向かっていた。部屋には加湿器を入れ、体調維持にも努めた。後悔しないためにも、次への準備に抜かりはなかった。
小笠原が打てばチームは勢いが増す。2打席連発に原監督は「力が抜けた。ガッツの本塁打で、みんなの力が抜けた」と喜んだ。前日の敗戦はクルーンがベンチの指示を無視するなどのミスが出て、後味の悪いものだった。だが、小笠原の1発でベンチの雰囲気もガラリと変わった。クライマックスシリーズで17安打、11得点は最多記録。11得点中9点を3番小笠原、4番ラミレス、5番李の主軸の1発でたたき出した。巨人のCS初勝利は派手な1勝となった。
リーグ優勝アドバンテージを含め2勝1敗だが、原監督はあえて「これで1勝1敗。これからは1球1打を大切にしていくということ」と口にした。それは小笠原も同じだ。「6打点はプレーオフ記録? 記録は関係ない。勝つことが大事だから。まだ1勝なんでね。全神経を集中して、いつもどおり食らいついていきたい」と冷静に振り返った。目の前の試合に勝ち続けること。シーズンと同じように勝利を1つ1つ積み重ねた先に、日本一の栄冠が待っていると信じている。
※■は火へんに華
参照元:nikkansports.com
巨人が1発攻勢で中日を沈めた。1回、小笠原道大内野手(34)が右翼席へ逆転2ラン。続く2回には2打席連続の満塁弾を放った。4回にはアレックス・ラミレス外野手(34)が2ラン、7回には李承■内野手(32)がダメ押しソロを運んだ。11得点中9点を主軸の本塁打で挙げた。24日の第3戦に勝てば、02年以来の日本シリーズ進出に王手をかける。
小笠原がお立ち台で最初に発した言葉は、阿部の決めぜりふだった。大歓声に包まれ「最高です!」と照れ笑いを浮かべた。リーグ優勝を決める殊勲打を放ちながら、右肩関節挫傷のケガで離脱。リハビリに励むキャプテン阿部の姿が脳裏をよぎっていた。「慎之助の分まで」。同僚への思いが活躍につながった。
初回、1点先制を許した直後、外角高めの速球をフルスイング。逆転2ランの打球が右中間席中段のファンのグラブに納まると、前日の敗戦に打ちひしがれたG党が息を吹き返した。続く2回には上原、亀井、木村拓がつないだ満塁のチャンスで、弾丸ライナーの満塁弾を右中間席へ運んだ。
前夜は球場に隣接するホテルの一室で、準備を備えていた。いつもどおり焼酎の水割りを飲んで、30階にある部屋から眼下に広がる東京の夜景を眺めた。「敗戦の切り替え? 目の前の試合に集中することだけだから」。敗戦を受け入れながらも、気持ちは次の試合に向かっていた。部屋には加湿器を入れ、体調維持にも努めた。後悔しないためにも、次への準備に抜かりはなかった。
小笠原が打てばチームは勢いが増す。2打席連発に原監督は「力が抜けた。ガッツの本塁打で、みんなの力が抜けた」と喜んだ。前日の敗戦はクルーンがベンチの指示を無視するなどのミスが出て、後味の悪いものだった。だが、小笠原の1発でベンチの雰囲気もガラリと変わった。クライマックスシリーズで17安打、11得点は最多記録。11得点中9点を3番小笠原、4番ラミレス、5番李の主軸の1発でたたき出した。巨人のCS初勝利は派手な1勝となった。
リーグ優勝アドバンテージを含め2勝1敗だが、原監督はあえて「これで1勝1敗。これからは1球1打を大切にしていくということ」と口にした。それは小笠原も同じだ。「6打点はプレーオフ記録? 記録は関係ない。勝つことが大事だから。まだ1勝なんでね。全神経を集中して、いつもどおり食らいついていきたい」と冷静に振り返った。目の前の試合に勝ち続けること。シーズンと同じように勝利を1つ1つ積み重ねた先に、日本一の栄冠が待っていると信じている。
※■は火へんに華
参照元:nikkansports.com
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