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右ひじ痛で今季後半戦の登板がなかったレンジャーズの大塚晶則投手(35)が、自宅のある米カリフォルニア州サンディエゴで、女性にアシストしてもらい、リハビリを行っている。
右腕には頼りになる“女神たち”がついている。大塚の一日は午前9時の「エゴスキュー」と呼ばれるエクササイズでスタート。バランスを考えた姿勢、動きを続けることで体の歪(ゆがみ)をなくし、痛みのない体をつくり上げる運動だ。05年オフ、当時パドレスでチームメートだったB・ロバーツやホフマンから、女性インストラクターのリバ・プラチェックさん(49)を紹介され、それ以来、彼女とともに続けている。
2時間汗をかいた後は、市内の病院内にあるリハビリセンターで右ひじの治療。今月から投球練習を始めている大塚は、ここで約20メートルのキャッチボールをする。相手は事務員として働く20代の米国人女性。実はこの女性、10歳から6年間のソフトボール経験があり、大塚も「いい球を投げる」と驚いている。
彼女の無理のないテークバックから、大塚は投げ方のヒントを得た。「私はあなたの投げ方をマネできない。体に負担がかかりすぎる」と言われ、自身の投球フォームを見直した。「こうしたオフの間の、思わぬ新しい発見をフォームづくりに生かすんです」。ウエートトレーニング、針きゅう治療と続き、朝から夕方までビッシリ。大塚は女性陣に助けられ、復活の道を進む。
◆大塚の今季 06年レンジャーズ移籍1年目で32セーブを挙げたが、今季は、通算161セーブを記録していたガンエーの加入で中継ぎに。34試合で2勝1敗4セーブ、防御率2.51、11ホールドの成績を残したが、7月1日のRソックス戦で右腕に違和感を訴え降板、その後、戦列に復帰することはなかった。今季は年俸300万ドル(約3億3000万円)の1年契約。球団は来季抑えとして期待しており、ボーナス契約込みで今季と同じような条件になると思われる。
参照元:スポーツ報知