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◆ソフトバンク8―2ロッテ(24日福岡ヤフードーム) 泣き出したい気持ちをこらえ、斉藤和はお立ち台に上がった。後半戦開幕マウンドで6回5安打無失点の好投。3月31日のロッテ戦(千葉マリン)で今季初勝利を挙げて以来、115日ぶりの2勝目をマークした。「正直泣きたいくらいうれしいけど、きょうはぐっと我慢して、最後に優勝してみんなで泣きたいと思います」満員のファンを前で、エースが逆転Vを約束した。
10日の楽天戦(福岡ヤフードーム)以来となる中13日の登板だったが、右腕は冷静だった。最速148キロの直球と100キロ台のカーブによる緩急を生かし、二塁すら踏ませなかった。86球と余力を残しての降板だったが、「もう1イニング行こうと思えば行けたけど、ピンチを招くよりは」と、救援陣に託した。
最近4年間で64勝の、球界が誇るエース右腕は悲鳴を上げていた。4月21日の日本ハム戦(東京ドーム)では5回1失点だったが、最速140キロどまり。その5日後に王監督らに出場選手登録抹消を直訴した。離脱後は交流戦で初の負け越しを喫するなど、チームも失速。だが「変なプレッシャーを感じるような立場じゃない」と、自分自身の調整に集中した。
打線も今季最多タイの17安打と強力援護で快勝。首位・日本ハムと3ゲーム差に詰め寄った。回復期間を考慮し、斉藤和は25日にも登録抹消。だが、後半戦開幕をエースで白星発進しただけに「いい影響を与えてくれた。本当に期待以上のピッチングだった」と、喜びを爆発させた王監督。誤算だらけの前半戦を払しょくし、最高のスタートを切った。
参照元:スポーツ報知
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