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◆巨人3―1阪神(8日・東京ドーム) 原巨人が今季141試合目にして、ついに初の単独首位に立った。同率で並んでいた阪神との最後の直接対決は、3回に李承ヨプの2点二塁打で先制。7回にラミレスのキングに並ぶ43号ソロで突き放し、先発・内海から山口―豊田―クルーンとつないで逃げ切った。開幕から首位を守ってきた阪神を引きずり降ろし、優勝へのマジックナンバー「2」が初点灯。9、10日の横浜、ヤクルト戦に連勝すれば、2年連続のセ・リーグ制覇が決まる。
腹の底から声を絞り出した。「ヨシッ」ゲームセットの瞬間、原監督はベンチで思わず感情を爆発させ、コーチ陣と握手を交わした。今季141試合目で、ついに単独首位に躍り出た。マジックナンバー「2」がともった。会見場での第一声は「興奮しています!」。どんなときでも平静を装ってきた指揮官の顔が上気していた。
内なる声に耳を澄ましたのは6回だった。「動け」。1点差に追い上げられ、なおも2死満塁の場面で山口を投入した。その直前に、阪神ベンチは代打・桧山をコールしていた。「向こうも勝負にきていた。あそこが勝負だった」分岐点で24歳左腕は期待に応え、内角直球で桧山のバットをへし折り、二ゴロでピンチを脱した。その後もマウンドへ上がり、8回1死三塁で鳥谷を空振り三振に仕留めてお役ご免。指揮官は、ベンチへ戻った山口の元へわざわざ歩み寄って「よくやった」と握手した。
セットアッパーとしての今季の活躍を「本当に成長した。何より度胸がある」と称賛する原監督は、感慨深げだった。「1年通じて大きな仕事をサラッとやってきた。育成からずっと見てきたから、喜びはひとしおです」。山口は「逃げずに、自分を信じて腕を振った。ランナーを残して、ほめられるとは思わなかった」とはにかんだ。
勝った方にマジックが点灯する同率首位決戦。2度目の「10・8」は、キャプテンの好プレーで幕を開けた。初回無死一塁で、阿部が関本の捕手前へのバントを二塁へ投げ併殺を奪った。「積極性のあるナイスプレーだった。日本シリーズの初戦を思い出した」指揮官の脳裏には02年、西武との大舞台がよみがえった。6年前はここから4連勝で頂点へと一気に駆け上がった。ほかにも、鈴木尚、亀井と今季の成長株が随所で美技を披露。「守り勝つ」原動力となった。
試合前のミーティングでは、全員で輪になって手をつないだ。9月19日の阪神戦(東京D)以来、今季2度目となる「必勝の儀式」だった。「ウチが有利な立場だ。一丸となって戦っていこう」と原監督が語りかけ、全員野球で白星をつかんだ。それでも、試合後には今季初めて選手間ミーティングが行われ「まだ優勝が決まったわけじゃない。阪神の結果を気にせず、3つ全部勝ちにいこう」というキャプテン・阿部の大号令がロッカーに響いた。
残り3試合で2勝すれば、リーグ連覇が決まる。「この勢いで絶対に優勝します!」グラウンドでシャイな山口が顔を真っ赤にして叫んでいる頃、指揮官は会見場で冷静さを取り戻していた。「一歩先に出たことは大きい。明日から3つ、地に足をつけて戦いたい」ついに始まった栄光へのカウントダウン。一気に、ゴールを駆け抜ける。
巨人・原監督「李はいいところで打って、ラミレスはリズムが相手に行きかけたところでの貴重な本塁打だった。投手では、山口がゲームを締めてくれた。本当に成長した。(マジック2?)一歩先に出れたことは、大きいと思います。明日からの3つ、地に足をつけて戦っていきたい」
参照元:スポーツ報知
腹の底から声を絞り出した。「ヨシッ」ゲームセットの瞬間、原監督はベンチで思わず感情を爆発させ、コーチ陣と握手を交わした。今季141試合目で、ついに単独首位に躍り出た。マジックナンバー「2」がともった。会見場での第一声は「興奮しています!」。どんなときでも平静を装ってきた指揮官の顔が上気していた。
内なる声に耳を澄ましたのは6回だった。「動け」。1点差に追い上げられ、なおも2死満塁の場面で山口を投入した。その直前に、阪神ベンチは代打・桧山をコールしていた。「向こうも勝負にきていた。あそこが勝負だった」分岐点で24歳左腕は期待に応え、内角直球で桧山のバットをへし折り、二ゴロでピンチを脱した。その後もマウンドへ上がり、8回1死三塁で鳥谷を空振り三振に仕留めてお役ご免。指揮官は、ベンチへ戻った山口の元へわざわざ歩み寄って「よくやった」と握手した。
セットアッパーとしての今季の活躍を「本当に成長した。何より度胸がある」と称賛する原監督は、感慨深げだった。「1年通じて大きな仕事をサラッとやってきた。育成からずっと見てきたから、喜びはひとしおです」。山口は「逃げずに、自分を信じて腕を振った。ランナーを残して、ほめられるとは思わなかった」とはにかんだ。
勝った方にマジックが点灯する同率首位決戦。2度目の「10・8」は、キャプテンの好プレーで幕を開けた。初回無死一塁で、阿部が関本の捕手前へのバントを二塁へ投げ併殺を奪った。「積極性のあるナイスプレーだった。日本シリーズの初戦を思い出した」指揮官の脳裏には02年、西武との大舞台がよみがえった。6年前はここから4連勝で頂点へと一気に駆け上がった。ほかにも、鈴木尚、亀井と今季の成長株が随所で美技を披露。「守り勝つ」原動力となった。
試合前のミーティングでは、全員で輪になって手をつないだ。9月19日の阪神戦(東京D)以来、今季2度目となる「必勝の儀式」だった。「ウチが有利な立場だ。一丸となって戦っていこう」と原監督が語りかけ、全員野球で白星をつかんだ。それでも、試合後には今季初めて選手間ミーティングが行われ「まだ優勝が決まったわけじゃない。阪神の結果を気にせず、3つ全部勝ちにいこう」というキャプテン・阿部の大号令がロッカーに響いた。
残り3試合で2勝すれば、リーグ連覇が決まる。「この勢いで絶対に優勝します!」グラウンドでシャイな山口が顔を真っ赤にして叫んでいる頃、指揮官は会見場で冷静さを取り戻していた。「一歩先に出たことは大きい。明日から3つ、地に足をつけて戦いたい」ついに始まった栄光へのカウントダウン。一気に、ゴールを駆け抜ける。
巨人・原監督「李はいいところで打って、ラミレスはリズムが相手に行きかけたところでの貴重な本塁打だった。投手では、山口がゲームを締めてくれた。本当に成長した。(マジック2?)一歩先に出れたことは、大きいと思います。明日からの3つ、地に足をつけて戦っていきたい」
参照元:スポーツ報知
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