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米大リーグ、ホワイトソックスの井口資仁内野手(32)のフィリーズ移籍が27日午後(日本時間28日早朝)決まった。両球団が、この日の試合前に発表した。
井口はダイエー(現ソフトバンク)から2005年にホワイトソックスへ移籍。1年目に88年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献するなど、主に2番打者、二塁手として活躍してきた。
フィリーズはフィラデルフィアに本拠地を置くナ・リーグ東地区の球団。今季は26日まで52勝49敗で3位につけている。
試合前のトレード通告は、井口にとっても突然のことだった。電話での取材に「覚悟はしていた。でもシカゴを離れるのはやはり寂しい」と、ポツリと話した。
2005年、ホワイトソックスに移籍。ギーエン監督の下でワールドシリーズ優勝も経験した。今年6月、トロント遠征では、監督をすし店に招待。焼酎を飲み交わした。トレード通告後、ギーエン監督は「しゃべると泣いてしまうから」と黙って抱き締め、別れを惜しんだという。
井口 資仁(いぐち・ただひと)東京・国学院久我山高から青学大に進み、ドラフト1位で97年にダイエー(現ソフトバンク)入り。長打力がある勝負強い打撃に守備力、走力を兼ね備えた内野手として、05年に米大リーグのホワイトソックスに移籍。1年目に日本人野手としては初めてワールドシリーズを制した。ホワイトソックスでの通算成績は363試合、打率2割7分3厘、39本塁打、169打点、34盗塁。178センチ、84キロ、右投げ右打ち。東京都出身。32歳。
井口資仁内野手「シカゴを離れるというのは寂しい。でも、トレードは覚悟していたことでもあるし、フィリーズから高い評価をいただいたことはありがたい。プレーオフ出場の可能性が残っているチームだし、自分自身にとっても刺激になる」
◆フィリーズ 米大リーグ、ナショナルリーグ東地区に所属。本拠地はペンシルベニア州フィラデルフィア。1883年に創設され、リーグ優勝は5度。1980年にロイヤルズを4勝2敗で破り、ワールドシリーズを制覇した。チーム名はフィラデルフィアの俗称「フィリー」が起源。日本の近鉄などで強打者として活躍したチャーリー・マニエル氏が監督。
参照元:スポーツ報知