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巨人の二岡智宏内野手(31)が22日のアスレチックス戦(東京D)に2番・遊撃で先発することが21日、決まった。原監督はメジャーとの2連戦をベストオーダーで臨む考えで、「思ったより動きがいいし、小技も利く」と起用の理由を説明。28日のヤクルト戦(神宮)でも「2番開幕」が決定的となった。背番号7をつなぎ役に据えた08年の重量打線が確定。日本一奪回への攻撃陣が整った。
2番・二岡が誕生する。原監督は22日のアスレチックス戦に新オーダーで臨むことを決めた。「思ったより動きがいいので2番に置くことにしました。小技も利くしね」シーズンを見据えたベストの布陣。もちろん、開幕をにらんだもので、二岡は28日のヤクルト戦も2番に座ることが決定的となった。
昨年、リーグ優勝の原動力となった高橋由、谷の1、2番。最強の2トップを崩して組む新オーダーの背景には、二岡への信頼がある。昨年11月の左ひざ手術から復帰し、開幕に間に合わせたことで、原監督が意図する攻撃陣の編成が可能になった。長打力に加え、バントなどのチーム打撃もこなす新選手会長に白羽の矢を立てた。
二岡は19日のヤクルト戦(神宮)で1軍に合流すると、6イニングを守り、順調な回復をアピールした。この日はG球場で行われた野手の練習に参加。フリー打撃では右方向中心に鋭い打球を連発した。昨季、2番は10月3日、横浜との最終戦(東京D)だけだが、キャンプ中には「僕は細かい部分をやっていかないといけない。送りバントとか。つなぎ役といったら変だけど、このメンバーの中で誰かがそういうことをやらなくちゃ勝てない」とチームでの役割を冷静に分析していた。
二岡が2番に入ることで、谷は7番で起用されることが濃厚となる。より自由に打てる打順に回ることで、チーム随一の打撃センスをさらに発揮する。原監督は「二岡を2番にすることで、打線も組み替えやすくなる」と明かした。試合展開によっては、パンチ力と強肩が売りで評価を上げている亀井の出番もありそうだ。8番は成長株の坂本と快足の脇谷が、相手投手や調子などにより併用される。開幕まで残り1週間。ようやく最強の攻撃陣が整った。
原監督は22日からの2連戦を「全体の仕上げです。真剣勝負」と位置づけた。離脱していた阿部も6番・DHで復帰する。一発あり、つなぐ野球ありの新重量打線。メジャーを叩き台にして、最終調整に入る。
参照元:スポーツ報知