スポンサードリンク
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
<横浜3-0広島>◇18日◇横浜
横浜三浦大輔投手(33)が広島14回戦(横浜)で気迫の投球で連続無失点を31イニングと伸ばし、チームに白星ターンをもたらした。8回で代打を送られ3試合連続完封の快挙は逃したが、打線が8回に奮起。2位巨人に1・5ゲーム差に接近した。プロ野球ペナントレースは前半戦終了。球宴を挟んで24日から再開する。
横浜三浦はベンチで勝利を見届けると、チームメートの祝福攻めにあった。前半戦最後の試合で、8回無失点。0-0のまま8回裏に代打を出され降板したが、味方が勝ち越し8勝目。お立ち台では「打ってくれ光線、を出してました!」と舌も滑らかだった。
「横浜の投手は三浦」。試合前、先発がアナウンスされると球場がどよめいた。前回13日のヤクルト戦(横浜)で延長10回、139球を投げ抜き、自身初の2試合連続完封勝利を挙げた。周囲を驚かす中4日登板。左腕工藤の先発を予想した広島のオーダーには、右打者が並んだ。だが大矢監督は「中4日? 予定に入っていた」。前半戦を締める9連戦の最後はエース三浦に託すと、前々から決めていた。「9連戦で軸になる人」と、絶対の信頼をもって送り出した。ベテラン工藤もブルペン待機。展開次第で中継ぎ登板もある総力戦で臨んだ。
エースは見事、指揮官の期待に応えた。中4日登板の疲れを、まったく感じさせなかった。「マウンドに上がれば関係ないよ。気合」。最速は144キロを計測。序盤こそ制球が乱れ、2回、3回と2死満塁を招いたが、後続をきっちり打ち取った。中盤は制球も定まり、前夜15安打11得点の広島打線にすきを与えなかった。8回1死走者なしでは、4番新井をアウトローいっぱい143キロで見逃し三振。球場に歓声がこだました。
59年幸田以来、球団史上2人目の3試合連続完封勝利は逃したが、6月30日から続く連続無失点イニングは31に伸びた。球団では、69年平松の33回1/3イニングに継ぐ快挙だ。「記録を狙うとろくなことがない。点を取られたくないのは一緒だから。1試合ずつですよ」。コメントも格好良く、三浦は前半戦を最高の形で締めた
参照元:nikkansports.com