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◆ソフトバンク5―1楽天(5日・福岡) 楽天のホセ・フェルナンデス内野手(32)が5日、8月のパ・リーグ月間MVP(野手部門)に選ばれた。楽天では5月の山崎武以来、球団史上2人目の受賞。来日5年目で初受賞となった大砲は、この日のソフトバンク戦でもマルチ安打と好調をキープ。「今月も取れたらうれしいね」と、早くも“V2宣言”が飛び出した。
月間打率2割7分9厘で6本塁打。決して抜群の数字ではない。スタメン落ちも4試合あった。チーム内から驚きの声も上がったフェルナンデスの月間MVP受賞。決め手となったのは、2本の決勝アーチを含む21打点で、チームの月間最多15勝を支えた勝負強さだった。
この日、遠征先の福岡市のホテルで会見したフェルナンデスは「チームがいい戦いをしている中で、自分もいい成績を残せたのはうれしい」と声を弾ませた。春先から不振。4番の座もベテラン・山崎武に明け渡した。守備のミスも多く、野村監督からは「怠け者」とこき下ろされてばかり。来季残留が危うくなってきた夏場になって、ようやく調子を上げてきた。
「シーズンの残りが限られてきたことで、集中力とモチベーションが高まった。本当はシーズンを通して保てればいいんだけれど…」と苦笑いのドミニカン。チームのクライマックス・シリーズ進出の夢は消えていないだけに、ハートはまだまだ熱い。さっそく、この日の試合でも気を吐いた。
7回には和田から中前打。9回にも馬原から右前打を放ち、“受賞御礼”のマルチ安打。「先頭だったから、塁に出ることだけを考えた」という9回は、4点ビハインドにもかかわらず、二盗を敢行するなど、勝利への執念をむき出しにした。
1日の西武戦でも満塁弾など2アーチを放った。月が替わっても好調を持続。「今月もMVPを取れたらうれしいね」と強気の“V2宣言”も飛び出した。奇跡のクライマックス・シリーズ進出へ、大砲は「ファンの後押しで、最後までいい成績を上げたい」と力強く言い切った。
参照元:スポーツ報知
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