野球の最新ニュースをあなたにお届けします。
スポンサードリンク
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
中日・中村紀洋内野手(34)が29日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、4400万円アップの5000万円でサインした。オリックスとの交渉がこじれて退団した昨年と対照的に、宣言通りに約20分で“無条件降伏”。アップ率はセ・リーグ史上最高の733%というおまけもついた。
「1年目という気持ちでずっとやってきたので」と新人のように、提示されるとすぐに判を押した。昨年はオリックスに示された2億円から60%ダウンの8000万円の提示に徹底抗戦。ドタバタ劇の末に退団した男が「契約していただいて本当にありがたい」と、あくまで謙虚に語った。
今季は育成選手としてスタートし、レギュラーシーズンは打率2割9分3厘、20本塁打、79打点。日本シリーズではMVPに輝いた。733%のアップ率は05年の青木(ヤクルト)の580%を抜き、セ・リーグ史上最高。かつて5億円を誇った高年俸への“復活”の新たな一歩を記した。
激動の1年を高く評価され「自分の持っている力を100%出せた」と満足げ。現在は今季終盤に痛めた腰痛の治療に専念しているが、12月中旬に出発するハワイV旅行中にも来季に向けて始動する考えだ。その目はすでに、竜の一員として臨む2年目のシーズンに向いている。
参照元:スポーツ報知
PR
この記事にコメントする