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日本ハムがダルビッシュ有投手(21)に対して、今オフの契約更改で1億円を超える年俸を提示することが30日、分かった。高卒4年目での大台到達は球団初。12球団を通じても過去、西武・松坂(現レッドソックス)しかいない偉業だ。前日(29日)の楽天戦(フルキャスト宮城)で自己最多となる13勝目(4敗)を挙げたが、今後の活躍次第で1億5000万円前後が提示される可能性もある。
バラ色のオフが約束された。球団関係者はダルビッシュの来季年俸について「1億円? そりゃあいくでしょ」と明言。12勝(5敗)した昨年も3000万円から4200万円増の7200万円(推定)と大幅昇給を勝ち取った。今季はすでに勝ち星、イニング、奪三振で昨年を上回っており、今オフの大台到達は確実だ。
そして“怪物”を超える可能性も出てきた。西武時代の松坂は入団3年目の01年オフ、1億4000万円で更改。同関係者は「まだシーズンは残っているから」と明言を避けたが、今季の奮闘を考慮すれば、高卒プロ入りの大エース・松坂の金額も視界に入ってくる。
ここまでリーグトップの奪三振数(172)に、防御率(2・00)もロッテ・成瀬(1・75)に次ぐ2位。「三振と防御率は狙えるかな」とダルビッシュは自身初のタイトルに色気を見せている。チームも現在、パ・リーグ首位。連覇が達成されれば、MVP、沢村賞の最有力候補にも躍り出る。タイトル料を含め、1億5000万円を超える計算は立つ。
この日、エースは仙台から空路、札幌入り。チームの残り27試合のうち、5試合に先発予定で、その先のクライマックスシリーズでも獅子奮迅の活躍が期待される。グラウンドで輝きを放つだけ、真冬の“銭闘”の注目度が高まっていく。
参照元:スポーツ報知