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◆日本シリーズ(7試合制)第5戦 中日1―0日本ハム(1日・ナゴヤドーム) 中日が異例の2投手による完全試合で日本ハムを下し、4勝1敗で1954年以来53年ぶり2度目の日本一に輝いた。リーグ優勝していないチームが日本シリーズを制覇したのは史上初となった。
中日は54年以降は昨年まで出場6度連続で敗退。リーグ優勝の経験がない楽天を除いた既存の11球団では最も頂点から遠ざかっていた。落合監督は2004、06年に続く3度目の挑戦で監督として初の日本一達成。セの出場チームが日本シリーズに勝ったのは2002年の巨人以来5年ぶり。
中日はクライマックスシリーズで登板がなかった山井が先発し、8回まで走者を一人も出さないパーフェクトピッチングを展開。9回に抑えの岩瀬仁紀投手をつぎ込む異例の継投策をとり、岩瀬も走者を許さず日本シリーズ史上初めて継投での完全試合を達成した。
打線は2回1死二、三塁で2年目・平田の右犠飛で決勝点を挙げた。
シリーズ最高殊勲選手には4打点を挙げた中村紀が受賞した。
◆中日ドラゴンズ 1936年に名古屋として創立。44年に産業、46年に中部日本と改称し、47年から中日ドラゴンズ。50年の2リーグ分立でセ・リーグに加盟し、翌年に名古屋ドラゴンズとなる。中日ドラゴンズに名称を戻した54年に天知監督でリーグ初優勝、日本シリーズ初制覇。与那嶺監督時代の74年に巨人の10連覇を阻止。82年は近藤監督に率いられた野武士軍団が巨人と激しい優勝争いを演じ、最終戦で優勝を決めた。星野監督で88年とナゴヤドームに本拠地を移して3年目の99年にリーグ制覇。落合監督1年目の2004年と06年にペナントレースを制した。今年はリーグ2位ながらクライマックスシリーズを勝ち上がり2度目の日本一。53年ぶりの優勝は楽天を除き最も長期間遠ざかっていた。リーグ優勝7度。オーナーは白井文吾氏。
参照元:スポーツ報知