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◆楽天11-1日本ハム(27日・フルキャスト宮城) 2本目のアーチをかけた山崎武が、砂かぶり席へVサインを繰り返した。「きょうは娘が初めて仙台に来て野球を見ていた。絶対打つって約束していたけど、2つも誕生日プレゼントをあげちゃったね」39、40号の2発5打点。8歳になった長女・菜々ちゃんの目に、パパの雄姿を焼き付けた。
まずは4回。武田勝の外角直球を右翼席最前列へ運ぶ39号2ラン。「内角を狙っていたけど、アッとバットを出したらホームランになった」中日時代に本塁打王を獲得した1996年の自己最多に並ぶと、8回にはマイケルの直球をライナーで左越え自己新の40号3ラン。「直球とカーブの投手。(捕手の)中嶋との化かし合いに勝った」と高笑いだ。
我が子の前ではスーパーマンになる。昨年は8月27日だけでなく、長男・大貴くん(10)の誕生日、9月8日にも本塁打している。これで子供の誕生日は“3日連続”の一発だ。「意外とこういう日は打っているし、信じていた。長男坊の誕生日も2年連続いきたいです」と次の約束まで済ませた。
ライバルにも見せつけた。26日のオリックス戦。楽天が大敗ムードの8回にローズを敬遠気味の四球で歩かせると、タイトル争いで山崎武を援護したと解釈した助っ人が、「野村監督のバカ」と暴言を吐いた。この日の試合前には「プロ野球を私物化しすぎだ」と激怒していた21年目のベテラン。本塁打で3本、打点で7の大差をつけ、「オリックスのファンが僕を、楽天ファンがローズをたたえる、きれいな勝負をしたい」と力を込めた。
野村監督が「あと29試合? (日本プロ野球新の)56本は無理か?」とジョークを飛ばしている間に、お立ち台で「目標? 60本くらいにしときますか!」と叫んだ。40本も通過点。次の目標はあと5本に迫った通算300号だ。
参照元:スポーツ報知