栗原倍増１・３億で更改、打点王に意欲

広島栗原健太内野手（２６）が９年目で初の大台を超えた。２２日、契約更改交渉が行われ６５００万円から倍増となる推定１億３０００万円でサイン。広島の野手最高年俸となった。「（１億円は）プロに入った時から目標にしていた。うれしい」と笑みを浮かべた。

　栗原は今季２年連続となる全試合出場を果たし、「４番」としてグラウンドに立ち続けた。３割３分２厘、２３本塁打、１０３打点。「来年はタイトルを取りたい。打点を一番に考えている」と意気込んだ。

　１５日に発表されたＷＢＣ１次候補の３４人に名を連ねている。横浜村田、ソフトバンク松中らとともに「４番」を争うことになる。「何番でもいいからスタメンで出たい。４番？　アピールが必要だし、いい準備をしたい」。１月４日からは米アリゾナで自主トレ。１０月に手術した右ひじの状態は良好だが、まだ打撃は行っていない。「アリゾナで打って守ってＷＢＣはもちろん、チームのキャンプに間に合うようにしたい」。コイの主砲として充実のシーズンを送った栗原が、日本の主砲を目指す。

参照元：nikkansports.com