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 ◆オープン戦 ブレーブス3―2ヤンキース(4日・フロリダ州オーランド) ブレーブスの川上憲伸投手は先発で3回を投げ無安打無失点だった。3四球を与え、2三振を奪った。川上が勝利投手になった。

 川上にとってメジャーの雰囲気を肌で感じたはずのマウンド。ここで3回を無安打無得点ときっちり抑えた。

 「ホームゲームは初めてだったので(準備の)タイミングが難しかったけど、花火だとか、アメリカ国歌が流れたりして、気持ちが引き締まった」という。先頭のデーモンを迎えると満員9619人の観衆からブーイングと歓声が同時にわき起こった。

 日本では公式戦直前まで投げなかったフォークボールも試した。「キャッチャーに見せて、自分のスタイルを早く知ってもらうため。変化球は腕の振りで曲がりがすごく変わる。もっと思い切って腕が振れれば、もう少しまとまってくる」。開幕に向けた調整の道筋をしっかり描いて投球を組み立てていた。

 ◆コックス監督「川上のカーブは最高」
川上の好投にブレーブスのコックス監督は「(2度登板の)計5回でとらえられた打球がない。今回は今まで見た投手の中でも最高のカーブを投げていた」と変化球の切れを褒めた。

 ◆川上ほめる敵将
ヤンキースのジラルディ監督は川上について「ストライクで勝負していたし、良かった。ストライクゾーンの違いなど、学ばなければならないことは多いが、すぐに適応するだろう」。緩いカーブは印象的だったようで「打者のタイミングを外すいい球だ」。

参照元:スポーツ報知
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