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◆楽天0―4ロッテ(11日・Kスタ宮城) ゆったりとしたフォームから緩急自在に投げこんだ。唐川は100キロ台のカーブを有効に使い、集中打を許さなかった。7回1/3で降板したが7安打無四球、無失点で5勝目。「里崎さんのリード、守備に助けられた。すべての人に感謝したい」。高卒新人の5勝は1952年の和田勇(当時毎日)の4勝を上回り、56年ぶりの球団記録更新。チームも最下位を脱出した。
73歳の敵将を19歳が返り討ちにした。前回、3日の楽天戦(Kスタ)では7回1失点で勝利投手。しかし、野村監督から「手ごろなスピード。あの程度の投手に…」と評された。この日も直球のほとんどが130キロ台。スライダーも抜けていた。それでも途中からカーブ中心に配球を切り替えた。「また『あの程度』と言われるんじゃないですか。(前回と)変わらないと思いますよ」と唐川は笑った。バレンタイン監督も「相手の監督の言葉で自信を揺るがそうとしていたが、立派に役目を果たした」と評価した。
中指にマメができたこともあり、初完封はお預けになった。それでも、パ相手に負けなしの5勝は、リーグの新人最多勝だ。新人王の最有力だが「欲を出さずに、目の前の1球に集中するだけ」と無関心を装った。球団の歴史に名を刻んだ右腕は、これからも進化を続けていく。
参照元:スポーツ報知
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