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本拠地3連勝で星を五分に戻した楽天は、今季2度目の貯金生活を目指して15日からロッテとの3連戦(千葉マリン)に挑む。第1戦の先発は永井怜投手(23)。開幕から中6日を守ってきた先発ローテ投手陣では初の中5日での登板となるが、体力に自信を持つ本人に不安は一切無し。2勝10敗と大苦戦中のビジターで連勝を継続し、チームを「内弁慶」返上に導く。
試合前日の14日。初の中5日での登板にもかかわらず、永井はKスタの室内練習場で黙々と体を動かし続けた。ブルペンでは、前回、前々回の登板前日と同じ53球の熱投。その後もダッシュを続けた。「少し体が張っているくらいの方がいいんですよ」涼しげな表情で汗をぬぐった。
東洋大でもまれてきた鉄腕だけに、登板間隔が短くなっても不安はない。紀藤投手コーチは「投手陣のなかでも回復が早いほう」と信頼を寄せる。昨年、中5日で先発した試合は4試合で2勝0敗。中継ぎとして、連投や中1日でのマウンドも何度もあった。「肩の回復が早いんです。この間も、次の日には疲れが取れていた。2日あれば投げられます」好調の右腕は自信を漂わす。
ロッテに対する苦手意識も克服した。昨年は4試合で計8イニングを投げて9失点と打ち込まれた。「ロッテは嫌いだった」と本人も認めるが、2日のKスタでの対戦では8回2/3を3失点と快投し、今季2勝目を挙げた。しかも、現在のロッテはサブロー、ズレータ、福浦が2軍落ちするなど「1・5軍」状態。「チャンスですね」と永井。マイナス材料は見あたらない。
悪夢の6連敗から、Kスタでの3連勝で再び波に乗ったチーム。無敗の本拠地に比べてビジターは2勝10敗と「内弁慶」状態も、2勝のうちの1勝を挙げた永井には関係ない。「Kスタではいい雰囲気でやれている。ビジターにも持っていきたい」京セラドームでオリックス相手にプロ入り初完封を飾った今季初登板の再現を目指す。
参照元:スポーツ報知