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◆ヤクルト3―0横浜(4日、神宮) 夢中だった。スコアボードに「H」のランプがともると、ラミレスの胸は達成感から喜びであふれた。右打者、外国人選手では史上初となるシーズン通算200安打の瞬間だ。5回1死、今季606打席目。三塁強襲の当たりを三塁手・村田がはじいて内野安打。「きれいじゃないけど、ヒットはヒット。素直に最高の気持ちです」と、興奮気味に話した。
139試合で積み重ねた数字が、結果に表れている。打率はリーグ1位の3割4分8厘、打点もトップ独走の121。3試合連続無安打は、今季1度もなかった。古田兼任監督は「右打者の200はすごい。技術という意味では、申し訳ないけどイチローや青木よりも上」と拍手を送った。
努力の結晶だった。今季は無理に引っ張らず、右方向へ打つ意識を徹底した。昨年は161安打中、右中間から右翼方向が32本。それが今季の200安打中、57本に増えた。昨年のシーズン終盤から、八重樫打撃コーチとフォーム修正にも取り組んだ。「バットが最短距離で球を打てるように」と、前に寝かせ気味だったヘッドを立てたことが功を奏した。
残り5試合。イチロー(現マリナーズ)が94年(130試合制)に打ち立てたプロ野球記録のシーズン210安打も視界に入ってきた。「記録を塗り替えるように頑張りたい。ぜひ挑戦したい」ラミレスが歴史に名を刻むのは、決して夢ではない。
参照元:スポーツ報知
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