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◆中日12―3広島(22日、ナゴヤドーム) 重苦しかった空気は一変した。3―3で迎えた、6回1死満塁の勝ち越しのチャンス。12月に37歳になるプロ19年目の谷繁が、代わったばかりの広島2番手・林の初球ストレートをたたいた。「2割3、4分の打者は1球で仕留められないから、ストライクが来たら振って行かないと」リーグ打率最下位の8番打者が、左前への2点適時打を、ジョークまじりに振り返った。
続いたのは、18年目の井上だった。なおも一、二塁の場面で、代打で中越え2点三塁打を放ち、完全に突き放した。「ファームから上がって、初ヒットはうれしいよね」10日に2軍落ちし、19日にはウエスタン・リーグの優勝を味わった。21日から1軍に再合流したばかりの36歳は、三塁ベース上で片ひざを付きながら、左の拳を突き上げた。
ベテラン勢が打線の爆発を呼んで、終わってみれば、14安打で12得点の快勝劇となった。8月3日の横浜戦(横浜)以来、42試合ぶりの2ケタ得点。あっさりコイをのみ込み、首位をがっちりとキープした。
「今年初めて、9回だけは野球をゆっくりみさせてもらいました」落合監督も調子の上がってきた打線に目を細めた。前夜(21日)の中村紀の延長11回サヨナラアーチに続き、この日は谷繁の昨年8月27日の横浜戦(ナゴヤドーム)以来の5打点など、経験豊富な男たちの活躍。23日も勝てば、巨人、阪神の結果次第で優勝マジック「8」が点灯する。終盤に来て勢いに乗ってきた落合竜が、最後までVロードを先頭で突っ走る。
参照元:スポーツ報知
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