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◆ヤクルト1―0広島(4日・神宮) 1点のリードで十分だった。淡々と投げる姿に、最後まで危なげはない。グライシンガーが、広島打線を3安打に抑え今季2度目の無四球完封勝ち。14勝目を挙げ、12勝で追う巨人の高橋尚、内海を引き離した。防御率も高橋尚をかわして首位に浮上。「ウチは守備がいいし、いつも打ってくれるからね」と笑顔で謙そんして見せた。
最高の投球だった。許した走者は安打の3人だけ。尻上がりに調子を上げ、5回以降は1人の走者も許さなかった。8回まで毎回三振を奪い、今季初の2ケタ10奪三振。来日以来最高の149キロもマークした。「今日は低めにコントロールできたし、自分でも良かったと思う」チェンジアップではなく直球を軸に、力で相手をねじ伏せた。
環境への適応力が、日本での成功につながっている。普段はピザやパスタを好むが、周囲に合わせてクラブハウスで出前を取ることもある。好物は卵チャーハン。それをスプーンではなく、はしを巧みに使ってたいらげる。自ら仲間の輪にとけ込むことで、異国でのストレスを減らしている。
会心の勝利で、チームの連敗も5でストップ。古田監督は「先発がいいピッチングすると、いいゲームになる」と賛辞を贈った。未知数な部分が多かった右腕は、今季だけの単年契約。来季以降については「来年のことはまだ考えていない」と言葉を濁した。実力でつかみ取るタイトルで、オフの争奪戦をさらに激しくする。
参照元:スポーツ報知
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