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◆ヤクルト2―2阪神=延長12回=(4日・神宮) 血管を浮き出させた岡田監督の前に、背番号22が割り込んだ。試合終了後、三塁側スタンドの前を通って引き揚げる時だった。ネット越しにヤジを飛ばした観客の前で2度ほど立ち止まり、悔しげな顔で言葉を返そうとした。延長12回ドロー。「先発をもっと引っ張れ!!」「球児がつぶれるやないか!!」岡田監督へ降り注いだ数々の怒号を、藤川がその体を張ってせき止めた。
「疲れてへん」と守護神は言い切った。2―2の同点だった8回、指揮官は守護神を投入し、2イニングを任せた。8試合連続登板。疲れていないはずはなく、前夜(3日)も1点リードの8回1死満塁という過酷な場面で逆転を招いていた。それでも岡田監督は火の玉右腕に、この一戦を託すしかなかった。
8、9回を3人ずつでピシャリと締めた。勝てなかったが、負けないための流れはつくった。「なめんなよ、という感じです。ヤジに反応? 監督に行かせるわけにいかんから」ツバメ打線と心ない観客に向け、見損なうな、とばかりに息巻いた。打線は同点に追いついた後の5回以降、わずか3安打。それでも点をやらなければ負けない。
デーゲームで巨人が敗れていた。突き放せなかった岡田監督の痛みは、当然ながら観客以上だ。「誰に言うてんねん。言い方があるやろ」結局ヤジの相手をネット越しにどなった。6回以降の7イニングを、4投手が1安打に封じ込んだ。執念の継投だったが、0・5差だけ巨人を上回るにとどまった。「踏ん張った? それしかないやろ」と岡田監督は力なく言ったが、球児は違った。「引き分け? いいっすよ。何が悪いのか分からん」と。残り6試合、守護神は投げ抜く。
▼同率なら巨人V Gに“隠れマジック”5 巨人は80勝56敗3分けの勝率・588、阪神が80勝55敗3分けで・593。阪神が引き分けとなり、3引き分けで並んだ。巨人が残り5試合全勝、阪神が巨人以外に全勝(5勝1敗)した場合、両チームは85勝56敗3分けの・603で並ぶ。勝率と勝ち数で差が出ない場合、当該球団の対戦で勝ち数が多い方が1位。巨人は阪神に13勝10敗で勝ち越しを決めており、同率なら巨人が優勝となる。
参照元:スポーツ報知
「疲れてへん」と守護神は言い切った。2―2の同点だった8回、指揮官は守護神を投入し、2イニングを任せた。8試合連続登板。疲れていないはずはなく、前夜(3日)も1点リードの8回1死満塁という過酷な場面で逆転を招いていた。それでも岡田監督は火の玉右腕に、この一戦を託すしかなかった。
8、9回を3人ずつでピシャリと締めた。勝てなかったが、負けないための流れはつくった。「なめんなよ、という感じです。ヤジに反応? 監督に行かせるわけにいかんから」ツバメ打線と心ない観客に向け、見損なうな、とばかりに息巻いた。打線は同点に追いついた後の5回以降、わずか3安打。それでも点をやらなければ負けない。
デーゲームで巨人が敗れていた。突き放せなかった岡田監督の痛みは、当然ながら観客以上だ。「誰に言うてんねん。言い方があるやろ」結局ヤジの相手をネット越しにどなった。6回以降の7イニングを、4投手が1安打に封じ込んだ。執念の継投だったが、0・5差だけ巨人を上回るにとどまった。「踏ん張った? それしかないやろ」と岡田監督は力なく言ったが、球児は違った。「引き分け? いいっすよ。何が悪いのか分からん」と。残り6試合、守護神は投げ抜く。
▼同率なら巨人V Gに“隠れマジック”5 巨人は80勝56敗3分けの勝率・588、阪神が80勝55敗3分けで・593。阪神が引き分けとなり、3引き分けで並んだ。巨人が残り5試合全勝、阪神が巨人以外に全勝(5勝1敗)した場合、両チームは85勝56敗3分けの・603で並ぶ。勝率と勝ち数で差が出ない場合、当該球団の対戦で勝ち数が多い方が1位。巨人は阪神に13勝10敗で勝ち越しを決めており、同率なら巨人が優勝となる。
参照元:スポーツ報知
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