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◆楽天4―0日本ハム(26日・Kスタ宮城) またも本拠地・Kスタで快勝した楽天が、Aクラスに再浮上した。先発ドミンゴの完封劇をバットで援護したのは、野村監督が「山中組」と命名した山下勝充内野手(30)と中島俊哉外野手(27)の左腕キラーコンビだ。6、7番で先発出場した2人は、5回の好機に連続タイムリー二塁打。脇役たちの台頭で、チームの勢いはますます加速する。
「『山中組』がいい仕事をしたな。殊勲甲だ」今季2度目の4連勝にゴキゲンな野村監督が、打のヒーローたちに“コンビ名”をプレゼントした。左腕・藤井対策で6、7番に並んだ山下と中島が、5回に勝負を決める連続タイムリー二塁打。「藤井の変化球には左(打者)の方がいい」という指揮官を、試合直前にコーチ陣が説き伏せて起用された2人。ベンチの期待にしっかりとバットで応えた。
まず口火を切ったのは山下だ。5回、1点を先制した直後の2死一、二塁。内角のスライダーを左翼線ギリギリに運ぶ2点二塁打でリードを広げた。「詰まったけど、気持ちよく打てました!」送球の間に三塁へ駆け込むと、すぐに自軍のベンチをチェック。11日のオリックス戦でサヨナラ打を放った時には「打つわけがない」とトイレに行っていた野村監督が、この日はニッコリ笑っていた。「きょうは見てもらえました。うれしいッス」
続く中島も右中間二塁打で、勝負を決める4点目。出番こそ少ないが、1軍昇格後は14打数6安打、打率4割2分9厘と好調な背番号64は、「使ってもらっているので、結果を出したかった。1日でも長く1軍にいたいですから」と控えめに笑った。
守護神になれなかったドミンゴの快投に、開幕時は2軍だった「山中組」の大活躍。どちらも開幕前の構想にはなかった“うれしい誤算”だが、戦力は間違いなく厚さを増している。
参照元:スポーツ報知