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◆巨人9―1阪神(20日・東京ドーム) 巨人が16年ぶりの9連勝で、最大13あった阪神とのゲーム差を1とした。初回、ラミレスが自己最多タイの40号3ラン、続く李承ヨプが6号で一挙4点。2回には小笠原が2試合連続の31号2ランとクリーンアップの本塁打競演で大量リードし、その後、阿部にも20号2ランが飛び出した。ラミレスは2安打で通算1337安打。与那嶺要(巨人など)に並ぶセ外国人最多安打をマークして、快勝に花を添えた。21日、10連勝すれば、ついに虎と同率首位となる。
跳びはねながら、ラミレスは一塁に走り出した。打球の行方を確認する必要もないくらいの特大弾が、チームを奇跡のVロードに押し上げた。「ファンのみなさんが期待してくれているんで、全力を出せた」胸を突き出し、2005年の実数発表後最多、4万6776人の大歓声に背中を押され、ホームベースを踏んだ。
やはり、4番が試合を決めた。1回1死一、二塁。下柳のカウント1―1からのど真ん中のフォークをすくい上げると、打球はバックスクリーンの左奥で弾む、自己最多タイの40号3ラン。「打撃練習から調子が良かったから、それを試合に持ち込めた」フリー打撃では8割以上をスタンドにたたき込んだ。勢いそのまま1打席目でアーチを描き、上機嫌でベンチに腰を掛けた。
先制パンチの後は、だめ押し機を演出。5点リードの2回1死で右前安打を放ち、阿部の適時打を呼び込んだ。これで通算1337安打となり、与那嶺要が持つセ・リーグの外国人最多安打に並んだ。「神様に感謝したい。どんな記録でも素晴らしいもの。通算安打の記録は試合に出なければできない。使ってくれた今までのすべての人に感謝です」と深々と頭を下げた。4番の2安打3打点で、ついに首位・阪神とのゲーム差は「1」に接近した。原監督も「ラミレスのは大きかった。効果的に早いうちから主導権を握る戦いができた」と安心して試合を運べたことに感謝した。
バットだけではなく、精神的にもチームの柱だ。試合前のミーティングだった。篠塚打撃コーチが、前日(19日)活躍した選手の名前を挙げ、無安打だった主砲の名前を挙げることなく「以上」と締めた。自分の名前がなかったことですかさず「おい!」と突っ込んだ。これにはナイン、原監督をはじめ首脳陣も大爆笑。天王山第2ラウンドを前に緊張する仲間たちを、たった一言で楽にした。
対阪神4連勝でこのカード2連続勝ち越し。1992年6月の10連勝以来、16年ぶりの9連勝をマークして貯金も今季最多の22。5連続6点以上と打線は絶好調、東京ドームでも9連勝と負ける要素は見あたらない。「今ある巨人の姿はファンが期待していたもの。これを続けて、最後は優勝で締めたい。明日も勝ってファンのみなさんに勝利をささげたい」ヒーローインタビューでの一言に、スタンドのG党は今年最高に盛り上がった。虎のしっぽはつかんだ。後は引っ張り、先頭を走るだけだ。
◆与那嶺要 ハワイ生まれの日系2世で、1951年6月に来日して巨人に入団。高校時代にプレーしていたアメフット仕込みの激しいスライディングで、1イニング3盗塁(二盗―三盗―本盗)など日本球界に衝撃を与える。本盗も11度もマークした。52年から6年連続で3割を打ち、57年には3度目の首位打者を獲得してMVP。通算打率は3割1分1厘。62年で引退後は72年から6年間、中日の監督を務める。74年には20年ぶりの優勝を果たし、巨人の10連覇を阻止した。94年に野球殿堂入り。
巨人・原監督「効果的に早いうちから主導権を握った戦いができた。内海は(序盤の2イニングを)よく1点で抑えたな、というところです。(1差?)あしたが非常に楽しみなゲームになった。(9連勝?)後ろを振り返るのはまだ早い。前へ前へと戦っていくだけです」
参照元:スポーツ報知
跳びはねながら、ラミレスは一塁に走り出した。打球の行方を確認する必要もないくらいの特大弾が、チームを奇跡のVロードに押し上げた。「ファンのみなさんが期待してくれているんで、全力を出せた」胸を突き出し、2005年の実数発表後最多、4万6776人の大歓声に背中を押され、ホームベースを踏んだ。
やはり、4番が試合を決めた。1回1死一、二塁。下柳のカウント1―1からのど真ん中のフォークをすくい上げると、打球はバックスクリーンの左奥で弾む、自己最多タイの40号3ラン。「打撃練習から調子が良かったから、それを試合に持ち込めた」フリー打撃では8割以上をスタンドにたたき込んだ。勢いそのまま1打席目でアーチを描き、上機嫌でベンチに腰を掛けた。
先制パンチの後は、だめ押し機を演出。5点リードの2回1死で右前安打を放ち、阿部の適時打を呼び込んだ。これで通算1337安打となり、与那嶺要が持つセ・リーグの外国人最多安打に並んだ。「神様に感謝したい。どんな記録でも素晴らしいもの。通算安打の記録は試合に出なければできない。使ってくれた今までのすべての人に感謝です」と深々と頭を下げた。4番の2安打3打点で、ついに首位・阪神とのゲーム差は「1」に接近した。原監督も「ラミレスのは大きかった。効果的に早いうちから主導権を握る戦いができた」と安心して試合を運べたことに感謝した。
バットだけではなく、精神的にもチームの柱だ。試合前のミーティングだった。篠塚打撃コーチが、前日(19日)活躍した選手の名前を挙げ、無安打だった主砲の名前を挙げることなく「以上」と締めた。自分の名前がなかったことですかさず「おい!」と突っ込んだ。これにはナイン、原監督をはじめ首脳陣も大爆笑。天王山第2ラウンドを前に緊張する仲間たちを、たった一言で楽にした。
対阪神4連勝でこのカード2連続勝ち越し。1992年6月の10連勝以来、16年ぶりの9連勝をマークして貯金も今季最多の22。5連続6点以上と打線は絶好調、東京ドームでも9連勝と負ける要素は見あたらない。「今ある巨人の姿はファンが期待していたもの。これを続けて、最後は優勝で締めたい。明日も勝ってファンのみなさんに勝利をささげたい」ヒーローインタビューでの一言に、スタンドのG党は今年最高に盛り上がった。虎のしっぽはつかんだ。後は引っ張り、先頭を走るだけだ。
◆与那嶺要 ハワイ生まれの日系2世で、1951年6月に来日して巨人に入団。高校時代にプレーしていたアメフット仕込みの激しいスライディングで、1イニング3盗塁(二盗―三盗―本盗)など日本球界に衝撃を与える。本盗も11度もマークした。52年から6年連続で3割を打ち、57年には3度目の首位打者を獲得してMVP。通算打率は3割1分1厘。62年で引退後は72年から6年間、中日の監督を務める。74年には20年ぶりの優勝を果たし、巨人の10連覇を阻止した。94年に野球殿堂入り。
巨人・原監督「効果的に早いうちから主導権を握った戦いができた。内海は(序盤の2イニングを)よく1点で抑えたな、というところです。(1差?)あしたが非常に楽しみなゲームになった。(9連勝?)後ろを振り返るのはまだ早い。前へ前へと戦っていくだけです」
参照元:スポーツ報知
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