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◆巨人1-2阪神(8日・東京ドーム) 打席の中で、李承ヨプは次の球を読んだ。カウント1―3。「インサイド高めの真っすぐだ」数秒後、安藤が投げてきたのは外角真ん中の143キロのストレート。だからバットの先に当たった。読みに負け、ジャストミートも出来なかった打球は、しかしバックスクリーンへと吸い込まれていった。
ひと振りで球場の雰囲気を変えた。0―1で迎えた6回先頭。パーフェクトピッチングを続けていた安藤から中堅越えに同点の27号ソロを叩き込んだ。来日後初めて3本のアーチを放った前夜に続く2試合連続弾。1988年に開場した東京ドームで巨人選手が放った通算1500本目となる区切りの一発は勝利には結びつかなかったが、大きな見せ場を作った。
何が変わったのか? 韓国・サムスンでの現役時代から李の打撃を見てきた金杞泰打撃コーチ補佐は「スイングスピードがついてきた」と説明する。もともとパワーでは誰にも負けない李のスイングにスピードが加わることで、ボールへの対応力が増した。「スイング自体は完ぺきだった」と李自身が振り返る「ミスショットホームラン」が確かな証拠だった。ペナントを左右する終盤になって、本来の4番打者は41本塁打を量産した昨季の姿に戻りつつある。
参照元:スポーツ報知
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