野球の最新ニュースをあなたにお届けします。
スポンサードリンク
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
◆西武2―0日本ハム(31日・グッドウィルドーム) 嫌な流れは一掃した。蒸し暑さが消えたグッドウィルドームで岸が華麗に舞った。被安打4、与四死球はゼロ。6月13日の阪神戦に続く今季2度目の完封を鮮やかに決めた。ルーキーの無四死球シャットアウトは、西鉄時代の56年・稲尾、64年・清以来、球団史上3人目の快挙。「うれしいです。きょうは涼しかったので投げやすかったです」爽やかなスマイルがお立ち台ではじけた。
7月14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)以来、中16日。後半戦初登板に「間隔もあいていたし、緊張した」という。立ち上がりは変化球が浮いたが、イニング間のキャッチボールで修正に着手。140キロ超の直球を軸に、スライダー、カーブを巧みに散りばめ、5回2死までパーフェクト投球を続けた。「こんなに良い投球ができるとは思わなかった」終わってみれば、三塁すら踏ませず、スコアボードには9つのゼロが並んだ。
あの松坂(現レッドソックス)でも成し遂げられなかった快投。それでも、岸は「まだダメなところもある」と首を振った。球種の少なさを自認し、シーズン開幕からカットボール、シュートの習得に励み、現在はブルペンでフォークを練習中。オールスター休み期間も遠投で調整し、戦闘態勢を整えてきた。
今季7勝目。新人トップの楽天・田中(8勝)に1差に迫り、東北学院大時代の大学日本代表でチームメートだった巨人・金刃と勝ち星で並び「追いついたということは報告しようかな」と笑った。航空機の故障から試合が中止になるなど、悪運に付きまとわれていた西武だったが、岸の力投で連敗を2で止め、再び貯金生活に突入。ルーキーの右腕が、レオの夏を盛り上げる。
参照元:スポーツ報知
PR
この記事にコメントする