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◆オリックス3―0ロッテ(7日・スカイマーク) 風もローズを止められない。ロッテ・ファンを黙らせた先制弾は、両チーム無得点で迎えた4回に飛び出した。先頭打者として、久保が投げた真ん中低めの直球を振り抜いた。打球は左翼席へ。左翼から一塁方向へ強く吹く逆風に「風が運んでくれたね」とジョークで笑い飛ばした。今季36号ソロで、ついに本塁打トップを走る楽天・山崎武に肩を並べた。
打つたびに、記録がついてくる。このひと振りで通算3002塁打とし、外国人初の3000塁打を達成。「全然知らなかったからビックリしているよ」本人は無関心だが、1安打につき1・95塁打をたたき出す長打力は、3000塁打以上では王、張本に次ぐ3位。「史上最強助っ人」の称号は、もはや揺るぎない。
これで後半戦12戦11発。誰もが予想できなかった夏場の量産で、40歳を迎える来季の契約更新も決定づけた。この日、観戦に訪れた宮内オーナーは「(ローズが打って勝ち)これがウチのパターンや」と絶賛し、「来年も残ってくれると思う」と残留を希望。「ビリは困るよ」看板打者に最下位脱出も託した。
ローズが見据えるのも、チームの浮上だ。アーチを放てば、後半戦は8勝1敗。試合後は「(ヒーローは)平野佳だよ」と言葉少なに引き揚げた38歳は、大好きなウナギを食べて8、9月のヤマ場を迎える。「大きな勝利を収めた時には、いつもそこにタフィーがいる」とコリンズ監督。ローズの猛打で、最下位球団がペナントの台風の目になる。
参照元:スポーツ報知
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