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巨人の阿部慎之助捕手(29)が25日、来年1月9日から米国・グアムで行う自主トレで坂本勇人内野手(20)の鬼教官となる考えを示した。今年1月にもグアムで一緒に汗を流し、若武者が大ブレークする下地作りに協力した主将が、今回は“2年目のジンクス”に陥らないよう、練習から私生活まで厳しく目を光らせて、今年以上の活躍に導くつもりだ。
慎重に体を動かし続けた。V旅行明け、2日連続となるG球場での自主トレ。阿部は塁間の距離(27・43メートル)でキャッチボールを行い「試合だとどうしてもりきんじゃうから、今はセーフティースローを意識しながらやっています」と右肩を気にしながら練習を行った。
シーズン中に痛めた患部は順調に回復しているが、油断は禁物。「グアムではやりすぎないようにしないと」WBCが控えているが、南国トレでは再発防止を最優先に、焦らず体力づくりに励む。その分、一緒に練習する坂本を気にかける時間が生まれるため「勇人には(自分より)もっとやらせる」と鬼教官としてしごく考えだ。
すべてはかわいい後輩を思ってのことだ。プロ3年目を迎える坂本だが、今季大ブレークしたことで実質、来季が“2年目のジンクス”との戦いになる。「やっぱり(他球団から)研究されるからね。あと、慣れというのは怖いことだから。いまだに僕だって試合前に緊張するけど、それがなくなると、大きなけがにつながる」油断や慢心が不振、故障につながることを、阿部は自らの経験で熟知している。
「僕は実際、『2年目のジンクスって言われないように頑張ります』って言った気がしたなあ」1年目のシーズンオフ、阿部は強い覚悟と自覚を持って練習に取り組み、2年目は打撃3部門(2割9分8厘、73打点、18本塁打)すべてで自分の成績を超えることができた。
今年のグアム自主トレでは、がむしゃらに取り組む坂本に対し、軸足に重心を残して打つフォームチェックや「練習では全球、サク越えを狙うつもりで振れ」といった理論を叩き込んだ。だが、来年はそれに加え、練習態度や心構えまで気にかける。今年以上の活躍を願う兄貴分は、あえて厳しく若武者に目を光らせる。
◆新人時代に活躍したG戦士の2年目
▼高橋由伸 1998年のルーキーイヤーから打率3割、19本塁打、75打点と大活躍。惜しくも新人王は14勝した中日・川上に譲ったが、その悔しさをバネに2年目は3割1分5厘、34本塁打、98打点と打撃3部門すべてで前年を超えた。
▼上原浩治 99年の1年目は20勝4敗、防御率2・09という成績で新人王、最優秀投手賞、沢村賞など投手部門のタイトルを総なめにした。しかし翌2000年はけがや事故などのアクシデントもあって9勝7敗。防御率も3・57と数字を落とした。
▼二岡智宏 99年は長年、遊撃のレギュラーだった川相からポジションを奪い、打率2割8分9厘、18本塁打、51打点と活躍。だが、翌00年はけがに苦しみ、打率2割6分5厘、10本塁打、32打点と3部門とも数字を落とし、規定打席にも届かなかった。
▼木佐貫洋 プロ1年目の03年は開幕から1年間、ローテーションを守り抜き10勝7敗、防御率3・34でチームとして上原以来となる新人王に輝いた。しかし翌年、他球団から徹底的に研究されたこともあり、7勝8敗、防御率は5・03という数字に終わった。
参照元:スポーツ報知
慎重に体を動かし続けた。V旅行明け、2日連続となるG球場での自主トレ。阿部は塁間の距離(27・43メートル)でキャッチボールを行い「試合だとどうしてもりきんじゃうから、今はセーフティースローを意識しながらやっています」と右肩を気にしながら練習を行った。
シーズン中に痛めた患部は順調に回復しているが、油断は禁物。「グアムではやりすぎないようにしないと」WBCが控えているが、南国トレでは再発防止を最優先に、焦らず体力づくりに励む。その分、一緒に練習する坂本を気にかける時間が生まれるため「勇人には(自分より)もっとやらせる」と鬼教官としてしごく考えだ。
すべてはかわいい後輩を思ってのことだ。プロ3年目を迎える坂本だが、今季大ブレークしたことで実質、来季が“2年目のジンクス”との戦いになる。「やっぱり(他球団から)研究されるからね。あと、慣れというのは怖いことだから。いまだに僕だって試合前に緊張するけど、それがなくなると、大きなけがにつながる」油断や慢心が不振、故障につながることを、阿部は自らの経験で熟知している。
「僕は実際、『2年目のジンクスって言われないように頑張ります』って言った気がしたなあ」1年目のシーズンオフ、阿部は強い覚悟と自覚を持って練習に取り組み、2年目は打撃3部門(2割9分8厘、73打点、18本塁打)すべてで自分の成績を超えることができた。
今年のグアム自主トレでは、がむしゃらに取り組む坂本に対し、軸足に重心を残して打つフォームチェックや「練習では全球、サク越えを狙うつもりで振れ」といった理論を叩き込んだ。だが、来年はそれに加え、練習態度や心構えまで気にかける。今年以上の活躍を願う兄貴分は、あえて厳しく若武者に目を光らせる。
◆新人時代に活躍したG戦士の2年目
▼高橋由伸 1998年のルーキーイヤーから打率3割、19本塁打、75打点と大活躍。惜しくも新人王は14勝した中日・川上に譲ったが、その悔しさをバネに2年目は3割1分5厘、34本塁打、98打点と打撃3部門すべてで前年を超えた。
▼上原浩治 99年の1年目は20勝4敗、防御率2・09という成績で新人王、最優秀投手賞、沢村賞など投手部門のタイトルを総なめにした。しかし翌2000年はけがや事故などのアクシデントもあって9勝7敗。防御率も3・57と数字を落とした。
▼二岡智宏 99年は長年、遊撃のレギュラーだった川相からポジションを奪い、打率2割8分9厘、18本塁打、51打点と活躍。だが、翌00年はけがに苦しみ、打率2割6分5厘、10本塁打、32打点と3部門とも数字を落とし、規定打席にも届かなかった。
▼木佐貫洋 プロ1年目の03年は開幕から1年間、ローテーションを守り抜き10勝7敗、防御率3・34でチームとして上原以来となる新人王に輝いた。しかし翌年、他球団から徹底的に研究されたこともあり、7勝8敗、防御率は5・03という数字に終わった。
参照元:スポーツ報知
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