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プロ野球の新人選択会議(ドラフト)が30日、都内のホテルで行われた。
無情だった。巨人への思いを貫き、2年間、指名を待ち続けたホンダ・長野(ちょうの)久義外野手(23)の願いは、かなわなかった。ロッテからの2位指名に「すごく光栄ですし、感謝しています」と気丈に答えたが、落胆した姿はあまりに痛々しかった。
06年ドラフトで日本ハムから4巡目指名を受けながら巨人愛を貫き、日大からホンダに進んだ。「小さい時からすごい好きであこがれていた」原監督の下でプレーする夢を信じた。しかし、ドラフト制度改革で自由獲得枠が消滅。自分の力ではどうしようもならない運命に、翻弄(ほんろう)される形になった。
ラブコールが届いたのは、まさかのロッテ。「ボクの方は全然(指名の可能性を)聞いてなかった」頭の中は真っ白になった。チームの印象を聞かれて「すごいファンの方の応援が熱い」と答えたが、チーム自体のことについては言葉が詰まって、答えられなかった。
2年前のような涙はない。でも、笑顔もなかった。「社会人日本選手権があるので、いろいろな方に相談して決めたい」と話すにとどめた。2度のドラフトで思いが届かなかった巨人との縁については「見ての通りですかね」と答え、視線を落とした。
もう1年待って愛を貫く選択肢もある。「半々ですね」待ち続けるにはしかし、想像以上の気力がいる。「2年前よりは今の方が(プロで)やれるんじゃないかとは思う」揺れ動くなか、会見から3時間後、バレンタイン監督の電撃訪問を受けたが、気持ちの整理がつかず、会わなかった。
代わって安藤強監督(44)が対応した。ロッテの指名に感謝しつつ「2年待って、またこういう状態になって、彼がかわいそう。人間的に本当にいいヤツ。それだけ巨人を愛しているのなら…」と漏らした。思い続けるのか、思われる愛に応えるのか。選択は難しい。
参照元:スポーツ報知
無情だった。巨人への思いを貫き、2年間、指名を待ち続けたホンダ・長野(ちょうの)久義外野手(23)の願いは、かなわなかった。ロッテからの2位指名に「すごく光栄ですし、感謝しています」と気丈に答えたが、落胆した姿はあまりに痛々しかった。
06年ドラフトで日本ハムから4巡目指名を受けながら巨人愛を貫き、日大からホンダに進んだ。「小さい時からすごい好きであこがれていた」原監督の下でプレーする夢を信じた。しかし、ドラフト制度改革で自由獲得枠が消滅。自分の力ではどうしようもならない運命に、翻弄(ほんろう)される形になった。
ラブコールが届いたのは、まさかのロッテ。「ボクの方は全然(指名の可能性を)聞いてなかった」頭の中は真っ白になった。チームの印象を聞かれて「すごいファンの方の応援が熱い」と答えたが、チーム自体のことについては言葉が詰まって、答えられなかった。
2年前のような涙はない。でも、笑顔もなかった。「社会人日本選手権があるので、いろいろな方に相談して決めたい」と話すにとどめた。2度のドラフトで思いが届かなかった巨人との縁については「見ての通りですかね」と答え、視線を落とした。
もう1年待って愛を貫く選択肢もある。「半々ですね」待ち続けるにはしかし、想像以上の気力がいる。「2年前よりは今の方が(プロで)やれるんじゃないかとは思う」揺れ動くなか、会見から3時間後、バレンタイン監督の電撃訪問を受けたが、気持ちの整理がつかず、会わなかった。
代わって安藤強監督(44)が対応した。ロッテの指名に感謝しつつ「2年待って、またこういう状態になって、彼がかわいそう。人間的に本当にいいヤツ。それだけ巨人を愛しているのなら…」と漏らした。思い続けるのか、思われる愛に応えるのか。選択は難しい。
参照元:スポーツ報知
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