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◆パドレス-ジャイアンツ(4日・サンディエゴ) ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手(43)が4日、今季21号、通算755本塁打を放ち、ハンク・アーロンの大リーグ通算最多本塁打記録に並んだ。
ボンズは2回の第1打席で、クレイ・ヘンズリー投手のカウント1―2からボール気味に外角へ入った144キロの速球を左翼2階席手前の看板に当たるソロ本塁打を放った。
7月27日に最多記録にあと1本と迫る754号を放って以降、安打は2本。この日は、若手に交じって、早出練習に参加。30分以上打撃練習を行い臨んだ試合だった。
総立ちの観衆から大歓声がわき起こる中、ボンズはゆっくりとダイヤモンドを一周。本塁に戻るとバットボーイを務める長男を抱き上げ、観戦していた妻と長女にネット越しにキスをした。
5日の試合は休養し、6日から始まる本拠地サンフランシスコで記録更新を目指す。
バリー・ボンズ外野手「サンディエゴのファン、チームメート、家族に感謝したい。困難なことは終わった。これまでで一番、つらかった。病気になったのかと思うほどだった。うまく説明できないが、この記録はこれまで私が経験した他の記録とは少し違う」
バド・セリグ・米大リーグ・コミッショナー「この記録をめぐって議論はあるが、ボンズが達成した記録は注目に値する偉大なものだ。試合への尊敬、記録の大きさ、そしてこの国ではすべての市民が有罪とされるまでは潔白であることから、記録更新の可能性がある今後数試合には、わたしか大リーグの代表者が立ち会う」
◆バリー・ボンズ外野手 リーグMVPに史上最多7度輝いた左の強打者。85年ドラフト1位でパイレーツに入団。93年にジャイアンツに移籍し、96年に史上2人目(当時)のシーズン「40本塁打、40盗塁」を記録。01年にマグワイア(70本)を抜く73本のシーズン最多本塁打記録を樹立。首位打者2度、本塁打王2度、打点王1度。父ボビーも元ジャイアンツの名外野手。188センチ、108キロ。左投げ左打ち。米カリフォルニア州生まれ、43歳。
参照元:スポーツ報知