スポンサードリンク
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今年の米野球殿堂入り選手が8日発表され、大リーグのヤンキースなどで抑え投手として活躍したリッチ・ゴセージ氏(56)が選ばれた。AP通信によれば、救援投手の殿堂入りは5人目。
全米野球記者協会(BBWAA)在籍10年以上の記者投票で決まり、投票数(543)の75%(408)獲得が殿堂入りの条件で、今回は466票を得たゴセージ氏しか達しなかった。強打者のジム・ライス氏(元レッドソックス)が392票で2位。
100マイル(約161キロ)近い速球を投げ、独特の口ひげと表情で人気を博したゴセージ氏は、グース(がちょう)の愛称で親しまれた。1972年からホワイトソックス、ヤンキース、パドレスなどメジャー9球団で22年間プレー。94年限りで引退した。通算成績は1002試合登板、124勝107敗310セーブ。90年にはプロ野球ダイエー(現ソフトバンク)でプレーした。
殿堂入り式典は、7月27日にニューヨーク州クーパーズタウンにある野球殿堂で行われる。
現役時代の薬物使用がうわさされている通算583本塁打のマーク・マグワイア氏は、昨年と同じ128票(23・6%)で落選した。次回候補になるために必要な票数(5%)は確保した。(共同)
リッチ・ゴセージ氏「気持ちを表現できない。(選出の連絡で)ショックが体を駆け抜けたような感じ。待ち続けたことで(殿堂入りが)より特別なものになったと思う」
◆リッチ・ゴセージ 剛速球とマウンド上の派手なアクションで人気を集めた大リーグを代表する抑え投手の一人。72年、ホワイトソックスで大リーグデビューし、以後、ヤンキース、パドレスなどで活躍。オールスター戦には9度選出された。94年、43歳で引退するまでの通算22年間で124勝107敗310セーブ、1502奪三振の成績を残した。90年にはダイエーでプレーし、2勝3敗8セーブ。
参照元:スポーツ報知